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2010年 02月 26日
日本産科婦人科学会はこのほど、出産育児一時金の直接支払制度の廃止を求める要望書を、足立信也厚生労働大臣政務官に提出した。出産する人の負担を軽減するための最も合理的な方法は、「出産育児一時金の給付の迅速化」だと指摘し、出産する人が出産直後に給付を受けることができる制度を導入するよう求めている。
日本産科婦人科学会が要望したのは、▽2010年度には直接支払制度を廃止し、被保険者(出産する人)が出産直後に出産育児一時金の給付を受けられる制度を導入する▽制度導入時には、被保険者、保険者、分娩施設に過剰な負担が掛からないよう配慮する▽分娩施設の負担軽減措置を早急に実施する▽11年度には、出産育児一時金を55万円程度にまで増額し、被保険者の出産前後の負担をさらに軽減する―の4点。 直接支払制度では出産育児一時金42万円が、出産する人ではなく産科医療機関に保険者から直接支払われる。通常分娩は保険適用外で、産科医療機関はこれまで出産時に支払いを受けていたが、直接支払制度では支払いが出産の最長2か月後になるため、現場からは資金繰りが難しいと反発の声が上がっている。 日本産科婦人科学会は要望書で、直接支払制度について「本来、保険者と被保険者の間で行われるべき手続きと給付に、分娩施設が介在する制度設計としたところに非常に大きな無理がある」と指摘。「有床診療所と助産所という零細分娩施設が出産全体の48%を担当しているわが国の現状を考慮すると、この制度の導入が地域産科医療提供体制の確保にとって、深刻な問題を引き起こすことは明白だ」との見解を示している。 【関連記事】 ・ 直接支払制度の猶予延長を要望―保団連 ・ 人を大切にする医療システムを ・ 「今後の医療政策」シンポで文科副大臣ら議論 ・ 出産育児一時金「直接支払」を半年間猶予 ・ 出産育児一時金、さらに4万円引き上げへ―厚労省 ・ 参院選、小坂氏ら6人公認=自民(時事通信) ・ <首都圏・雪>早大入試にも影響(毎日新聞) ・ 高速増殖炉もんじゅ再開、原子力安全委が了承(読売新聞) ・ <大学入試>龍谷大、欠席者に「合格」通知(毎日新聞) ・ 小沢幹事長 「敗因は政治とカネ」認める 長崎県知事選(毎日新聞)
by hwfrmunkqj
| 2010-02-26 06:17
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